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「未来の大阪の運動会」に関するニュースやレポート、関わる人達の生の声をお届けします。

スポーツ創造文化で、地域コミュニティ再建の新しい風へと期待

うめきたエリア(梅田含む)の地域コミュニティと関りの深い「うめらく」未来の運動会レポート。

既存の地域コミュニティにおける問題解決につながる糸口 「“地域、地域”と地域色が強すぎず、誰でも参加してもいいという感じがよかった」 帰り際に、運動会に参加した感想を語ってくれた近くにお住まいのタワーマンション住人の言葉を受け、今の梅田地区の地域コミュニティにおける問題解決につながる糸口を見つけたように感じました。
 

都会の中での地域活動は年々難しくなってきている

都会では、既存の地域コミュニティとつながらなくても生きていける環境があり、地域コミュニティとつながりたくない、地域活動がわずらわしいという理由から都会暮らしを始めたという声を多く聞きます。また、核家族化や非婚化も進む中、タワーマンションの建設により、地域コミュニティに所属しない人口が、地域コミュニティに所属する人口を上回ってしまうという現象が起きていて、ますます既存の地域コミュニティだけの運営では、地域活動が厳しくなってくるでしょう。現在、この社会問題にいち早く気づいた地域の人々がコミ ュニティ再建しようと積極的な動きが各地で生まれています。
 

今回の会場となった大阪・梅田地区での地域コミュニティの現状

今回の会場となった大阪・梅田地区は、まさに急激な産業構造や、住宅事情などで、都会の時代の変化をもろに受け、地域コミュニティが希薄になってきているといわれている地域です。また私たち、「うめらく」の生活圏内であるエリアです。私たちは、このエリアのご近所力がなくなり、地域力がなくなり、延いては都市機能としての魅力がなくなる街にしたくないという想いから、うめきたエリア(JR大阪駅北側一帯、梅田地区も含まれる)を対象に、都会における『創造の場』づくりを2016年「うめきた 2期エリア」から開始しました。

私たちは、自分たちの地域で楽しい活動を創造していく市民力で、街にある資源を活かした楽しい遊びの『場』をつくることを推奨し、楽しみながら地域課題や、社会問題を解決する輪をうめきたから関西大都市へと拡げる事業を行っています。地域にとって地域コミュニティは必要不可欠なものだと認識した上で、既存の地域コミュニティのあり方では継続しないといわれている原因を追究し、新しい継続する地域社会づくりが目的です。

また、これからの時代に必要な地域コミュニティ要素として、いかに「自分事」「日常事」 「常にあるもの」に地域活動ができるかというデザインが必要であるのと、繋がりあう、認め合う、一つの目標を持ち合う仲間と記憶に残る楽しい想い出づくりができるテーマ型地域コミュニティを地域の中でたくさん生み出し、レイヤーのように幾重にも重ねていくことだと考えています。また、そこに大切なのは、その地域ならではの特徴あるデザインがいかにデザインできるかがキーになると考えています。 今回の運動会は、今の梅田地域の現在にとっても、未来にとってみても必要なレイヤー(テーマ型地域コミュニティ)の要素が含れるイベントであったと感じました。
 

『未来の大阪の運動会』って何?

今回の未来の大阪の運動会の話を聞いた時は、IT?ハッカソン?未来?と、わからないキーワードばかりで、地域の方から説明を求められても説明ができない状況でした。しかし、1月22日のうめらく未来ミッションで、一般社団法人運動会協会の犬飼氏が 「自分たちが楽しむスポーツをつくっていこうという未来志向の運動会」という言葉を聞いて、一気にハードルが下がりました。

つまり、今までの昔ながらの競技で運動会を楽しんできたという枠(運動会の固定概念)にとらわれず、今自分たちの身近にあるもの(資源)を使って、自分たちにあったスポーツを創っていくことを楽しもうという感覚は、今、私たちがやっている地域のコミュニティづくりの上での考えとよく似ていることがわかり、やっと理解できた瞬間でした。

1月22日うめらく未来ミッションでの体験会の様子

1月22日うめらく未来ミッションでの入場行進曲をつくる様子

 

『未来の大阪の運動会』に参加してみて

私たちも1日目のスポーツハッカソン、2日目の運動会本番に参加しました。当日は、参加者の方々に、アンケートに書ききれなかった感想や、参加前から参加後の気持ちの変化などをヒアリングさせていただくことや、記録係を担当させていただきました。 参加者の方の声は、運動会当日は見ず知らずの人たちとチームとなり最初は不安もあったが、競技が始まるとあっという間に「スポーツ」を通して繋がりあい、チームの一員として 認め合い、一つの目標を持ち合う仲間と共に記憶に残る楽しい想い出づくりができたと喜んでおられました。参加者の多くは梅田東地域以外に住む方でしたが、地域の方がたくさん見学にお越しになり、とても刺激を受けておられました。今回の運動会は、地域外の方が、新しい風を吹かせてくれ、関西大都市の梅田エリアに都市として必要な新しい創造の『場』を生み出すきっかけづくりになったイベントであったと感じました。

1日目のスポーツハッカソンの様子

2日目の運動会当日


 

ジワジワと地域に根を張り始めた『未来の大阪の運動会』の木

『未来の大阪の運動会』が終わった今、私たちが望むことは、今回、未来の大阪の運動会に参加された方々が、自分たちの住む地域コミュニティへの伝道師となり、「ちょっと自分たちでもこの地域にあった運動会やってみない?」というアクションが各地域で起こることに期待しています。

今回の第1回目の様子は、未来の大阪の運動会をみんなで『未来の大阪の運動会』の木を植えたことと想像してみてください。ここから各地で「スポーツを自分たちでもつくってみよう」という文化が盛んとなり、スポーツ創造を通してできた各地の新しい地域コミュニティの「実」が関西のシンボルツリーの元に集まり、たくさんの「実」のなる一つの木をみんなで見て、未来につなぐ。いつかそんな名前の通りの『未来の大阪の運動会』の集合体である 『大運動会』を見てみたいと思います。私たち「うめらく」が活動拠点とするうめきたエリアは、大阪・梅田の新しい街「うめきた」の街として未来に誕生します。新しくできる「うめきた」の街のコンセプトは、「健康」と「みどりのイノベーション」です。健康的なスポーツで、緑や自然の楽しみながら、みどりをつかったスポーツなんかも創造しながら、未来の大阪の大運動会を「うめきた」で見られるような『場』づくりを私たちも応援していきたいと思います。

◆写真はうめきた2期のまちが誕生するエリア (現在工事中のため、写真のイメージとは異なります) 2023年JRの大阪の新しい駅のオープンを皮切りに、2024年夏に一部、その後、順次オープンし、2027年春に全体の街の完成を目指す。関西における経済・文化のターミナル拠点となる関西大都市圏の創造都市が完成されます。

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